愛知県知立市の寺では、カキツバタの花が見頃を迎えています。
知立市八橋町の「無量寿寺(むりょうじゅじ)」には、大小16の池があり、合わせて2万本ものカキツバタが植えられています。


このあたりは平安時代の歌人 在原業平が「伊勢物語」の中で、句の頭にカキツバタの5文字を入れて詠んだことでも知られています。
無量寿寺では今、かきつばたまつりが開かれていますが、ことしは新型コロナの規制が緩和され、4年ぶりに自由に散策できるようになりました。
訪れた人たちは5月の爽やかな青空の下、艶やかに咲き誇る紫色の花々をじっくり観賞し、写真を取るなどして楽しんでいました。

カキツバタの見頃は、6月中ごろまで続くということです。