コロナ禍の去年オープンした宮城県石巻市の震災遺構にも全国から大勢の人が訪れ、災害について学びました。

石巻市震災遺構門脇小学校には午前中から多くの観光客が訪れました。来館者は、津波と火災に襲われた当時のままの焼け焦げた机とイスが並ぶ教室などをじっと見つめ、12年前の災禍に思いをはせていました。

訪れた人:
「自分が思っていたよりも怖いなっていうか、言葉にできないというか」
台湾から訪れた人:
「台湾も大きな地震があって、実際の震災した後の環境が見たことがないのでインパクトが大きかった」

また、門脇小では、ゴールデンウィーク期間中、親子で学べる防災イベントを開催していて、4日は段ボールベッドの体験が行われました。段ボールベッドは、大人2人で5分程度で簡単に組み立てられ、避難所でも健康とプライバシーが保たれます。

ベッドが完成し、さっそく寝心地を確認すると。

体験した子ども:
「いい感じだね。つぶれなーい」

参加した親子は疑似体験をしながら災害への備えの大切さを学んでいました。

体験した子ども:
「楽しかったです。かなり快適で、どう寝ても筋肉痛になったりしない」
体験した人:
「(東日本大震災で避難した時)ブルーシートとかもない状態で、冷たい床の上で、一人のスペースも限られた状態で、膝を抱えて寝るような状態だったので、こういうベッドがあったらずいぶん違っただろうなって」

門脇小は、コロナ禍の去年4月に一般公開されたばかりで、事務局によりますと、行動制限もなくマスク着用も緩和された今年のゴールデンウィークは、県外からの客が大幅に増えているということです。