国内の交通機関で混雑がピークを迎えるなか、水際対策も緩和され観光地でインバウンド客が目立ってきました。海外から岡山を訪れた外国人観光客に、やって来た目的を聞いてみました。
(杉澤眞優キャスター)「Where are you from?」

「デンマーク」

「オーストラリア」

「フランスから」

「ロシアから。宝ものを探しに来ました」


外国人観光客の姿が増えた岡山市内中心部です。

県内では昨年10月~12月までに外国人の宿泊数が1万4645人と、コロナ禍の影響が出た2021年の約8・5倍にまで順調に回復してきています。

岡山を訪れたみなさんの目的を尋ねてみました。

(オーストラリアから)「きょうは岡山城に行きます。昨日は後楽園に行きました。天ぷらと串カツを食べました」

(香港から)「倉敷に古い街並みを見に行って、アウトレットにも行くつもりです」

(オーストラリアから)「3~4つ、岡山に美術館があるので行きます。倉敷、直島など」

(イタリアから)「きょうはいい天気で、公園はきれいで美しいので来ました」
ランチタイムに同行をお願いしてみると…。

「二人だけで食べたい・・・」

残念ながら断られてしまいましたが、粘り強く声をかけると、フランスから来日中のアントワーヌさんが同行させてくれることになり、さっそくランチへ。

「いらっしゃっいませ」
選んだのは好物だという“うどん”。

「おまたせしました」

「いただきます」

箸の持ち方も、自分で動画を見て勉強したそうです。

(アントワーヌさん)「おいしいです。本当においしいです」

旭川のクルージングで岡山の自然も満喫したアントワーヌさん。

(アントワーヌさん)「今回一日だけの滞在だったのでとても十分ではありません。もう一度来ることができれば、数日間滞在して岡山のすべてを見たいです。とても美しい街です」


インバウンド客の姿が少しずつ戻ってきた今年のゴールデンウイーク。地元の観光需要の回復にさらなる期待が高まります。