ウクライナと接するロシア西部で、また貨物列車が脱線しました。州知事は今回も爆破装置が仕掛けられていたと主張しています。

ロシア西部ブリャンスク州で2日、貨物列車の機関車と貨車およそ20両が脱線しました。けが人はいないということですが、独立系メディアは列車には化学物質が積まれていたと報じていて、州知事は「正体不明の爆破装置が爆発した」と主張しています。

この州では前日も列車が脱線し、知事は爆破装置が仕掛けられていたとしていました。

こうしたなか、ロシアの大統領報道官は、ロシア側の死者が去年12月以降だけで2万人以上にのぼるとするアメリカの推計について「でたらめだ」と否定しました。「国防省がタイムリーに発表している数字を信頼すべき」としていますが、ロシアは去年9月以降、軍の死者数を更新していません。