5月2日は、八十八夜です。新茶の収穫が最盛期を迎える頃として知られていますが、低迷する茶業界をPRしようと静岡県内ではさまざまな取り組みが続けられています。
藤枝市瀬戸ノ谷で2日朝に行われたのは、樹齢300年を超えるといわれる県内最古の茶の木の摘み取りです。大茶樹は高さ4m、周囲33m。地元の人たちが約13kgの生葉を丁寧に摘み取っていました。
<大茶樹所有者 平口好三さん>
「今までにない早い芽伸びで、初めてですね、こんなに早いのは。霜にも当たらなかったので、今までにない色と芽伸びが良い」
静岡県の特産品として広く知られるお茶ですが、業界の低迷にはなかなか歯止めがかかりません。県内産のお茶は需要が低迷し、農家の数が減ったこともあり、生産量、取引価格はともに低い状況が続いています。そんな中、お茶の存在感を高めようとこんな取り組みも…。
静岡茶市場(静岡市葵区)では早朝の取引などを見学するツアーが4年ぶりに復活しました。ツアーでは生産者と茶商などがそろばんをはじいて、値段の交渉をする様子を間近で見ることができます。
<坪内明美記者>
「こちらでは、ツアーの参加者が取引の最後に行う香りなどの確認を体験しています」
参加者は産地や製法の違うお茶の見比べ方などを体験し、静岡茶の特徴について学びました。
<埼玉からの参加者>
「お茶のいい香りがしていて、終始和やかな雰囲気でやっていていいな」
<静岡茶市場 内野泰秀社長>
「茶市場の仕事を広く知ってもらうためにツアーをやってくれている。非常にありがたい」
見学ツアーは大型連休中の5月7日まで毎朝開催する予定で、静岡茶をできるだけPRしたい考えです。
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