岩手県内で飲酒運転の摘発件数が増加するなか、県警は、28日夜から29日朝にかけて県内各地で一斉に飲酒運転の取締りを実施しました。

 取締りは繁華街の周辺や幹線道路など県内11か所で行われ、このうちJR盛岡駅付近では、盛岡西警察署の警察官11人が通行する車を止め、アルコールチェッカーを使ってドライバーが飲酒運転をしていないか確認しました。県警によりますと、今年1月から3月末までの県内の飲酒運転の摘発は86件(前年同期比14件増)、飲酒運転による交通事故は5件(前年同期比3件増)と、いずれも去年の同じ時期に比べて増加しています。

 今回の取締りでは酒気帯び運転の摘発が2件ありました。県警は引き続き取締りを強化していく方針です。