中国が海洋進出の動きを強める南シナ海で、フィリピンの巡視船と中国海警局の船が衝突寸前まで接近する事態が起きました。
画面左手に見えるフィリピンの巡視船に近づく中国海警局とみられる船。50メートルの距離まで接近したとみられますが、フィリピンの巡視船が停止し、衝突は寸前で避けられました。
これは領有権争いが続く南シナ海で、フィリピン沿岸警備隊のパトロールに同行したAP通信などが23日に捉えた映像です。
フィリピン当局関係者の無線
「中国は国連海洋法条約の締約国であることを再認識せよ。我々の領域から離れるよう要求する」
フィリピン当局は、中国側からも問題発生の可能性を示唆する警告があったことを明らかにしたうえで、「重大な脅威をもたらした」と非難しています。
これに対し、中国政府は…
中国外務省 毛寧報道官
「仁愛礁(セカンドトーマス礁)は中国南沙諸島の一部だ。23日、フィリピンの巡視船2隻は中国側の許可なしに仁愛礁の海域に無断で入り、下心をもって挑発行動を取り、中国海警局の船に接近した」
「中国の艦船は法に則っている」と反論。フィリピン政府に対し「厳正な抗議と強烈な不満を表明した」としたうえで、「南シナ海における中国の領土主権と海洋権益を尊重すべきだ」と主張しています。
注目の記事
11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは

16歳で意に沿わぬ結婚…フィリピンに残された残留2世の現実 いまだ無国籍状態も…背景に“戦後の激しい反日感情” 終わらない戦後を追う

「森と自分、お互いが共に豊かになれるように」 森の香りをアロマに 1kgの枝から精油 わずか4ml 枝の採取、蒸留も自ら 山梨で手作りのアロマブランド

「暴力と胸や尻を触るセクハラが日常に」北海道京極町の農業法人で虐待か…避難したミャンマー人女性4人が明かす凄惨な実態 町議務める“父親”ら取材に応じず《連載1》

「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”









