高知信用金庫が、創業の地・須崎市にシンボル・ゲートを寄贈しました。「百の寿が次々と訪れますように」という願いが込められた「須崎百寿門(ひゃくじゅもん)」です。

高知信用金庫は地域活性化を目指す『海のまちプロジェクト』を行っています。今回、須崎市での創業から100周年を記念して須崎市にシンボル・ゲート「須崎百寿門」が贈られました。

「百の寿(ことぶき)が次々と訪れますように」という願いが込められたこの門は、神社仏閣に使われるデザインを採用し、須崎の古式ゆかしい街並みや景観に合った作りになっています。

また、須崎市では去年12月、『海のまちプロジェクト』の一環として須崎の食を堪能し、魅力を発信する須崎大漁堂がオープンしました。

去年12月 須崎大漁堂がオープン

この須崎大漁堂を中心とした施設が、地域住民の交流や地域の魅力向上につながっているとして、このほど国土交通省から「みなとオアシス」に登録されきょう、須崎市に登録証が渡されました。

(高知信用金庫 山崎久留美 理事長)
「風景や歴史感を大切にした、町を大切にする町づくりができたらいいなということで、市長とともに頑張りたいと思っています」

(須崎市 楠瀬耕作 市長)
「地域の住民の皆さんと一緒に、『海のまち』として今まで息づいていた文化、新鮮な魚、今まで足りなかったPRを一緒にやっていって、徐々に須崎の交流人口を増やしていきたいと思っています」

『海のまちプロジェクト』は、飲食店を含む須崎のサカナをPRする拠点施設のプロジェクトも進めていて、今年の冬までには完成させたいとしています。