マリンレジャーを楽しむ人が増える大型連休に向けて、新潟海上保安部が安全推進活動の出動式を行い海難事故への注意を呼び掛けました。
新潟海上保安部は大型連休中、釣り人やプレジャーボートの利用者らへの啓発活動を強化します。

28日は新潟市中央区の新潟西港で安全推進活動の出動式が行われました。
活動に協力するボランティアに指定書が手渡され、パトロール艇となる水上オートバイにステッカーが貼られました。

新潟海上保安部の田中健彦部長の訓示の後、巡視艇とボランティアの船が実際にパトロールへと向かいました。

22年の大型連休中、県内では、釣り人が乗ったプレジャーボートの事故が3件発生し、1人が死亡しました。

【新潟海上保安部 田中健彦 部長】「やはり海に出るということは自然の中で遊ぶことになるので、天気予報で状況を確認する。特に風や波の状況はしっかりと確認していただきたい」

新潟海上保安部は、釣りなどの際は携帯電話などの連絡手段を持って、複数で行動することやライフジャケットを着用することなどを呼び掛けています。
