返礼品は「電気」…寄付金額は7倍に

町内にある太陽光発電所などで発電された電気の、料金が安くなるというもので、プランは1万円、3万円、5万円の3つ。それぞれ実質25%分が返礼品として割り引かれます。


電気料金高騰の中、家計が助かると人気を集め…

(三重・川越町総務課 吉野昭課長)
「件数で約3.5倍、寄付金額は約7倍」

川越町ではこれまで、ふるさと納税は赤字続きでしたが、昨年度の寄付額はおよそ654万円と、実に7倍に急上昇。返礼品の9割以上が電気料金ということで、町の救世主となっています。


(三重・川越町総務課 吉野昭課長)
「物価高騰の中で、電気代も高騰する中で、家庭でも電気代の一部にあてられるということで、寄付をいただいているのではないかと思っている」


再生可能エネルギーによる返礼品は、他にも、電気料金の支払いに使えるポイントを返礼品にしている三重県度会町や、1万5000円分の電気料金などを返礼品にしている岐阜県飛騨市の例があります。


三重県川越町は、暮らしを助け、環境への負担軽減に貢献できると、胸を張っています。