岩手県は27日、二戸保健所にツツガムシ病の届け出があったと発表しました。今年県内初の事例で、県が注意を呼びかけています。
県によりますとツツガムシ病に感染したのは一戸町の80代の女性で、4月10日に発熱や発疹などの症状が出ました。自宅近くの畑で感染したとみられ、現在症状は回復しているということです。
ツツガムシ病はダニの一種であるツツガムシの幼虫に刺されることで感染する病気で、人から人へは感染しません。
薄着で山や田畑で作業する時期を迎えることから県は素肌をできるだけ露出せず、虫よけスプレーを使用することを呼びかけています。