宮城県白石市内の小学校で防球ネットの支柱が折れ児童2人が死傷した事故から27日で2年です。市内の中学校では、全校生徒が学校の点検を行って安全性に問題がないか確認しました。

白石市立東中学校で行われた安全点検には、全校生徒およそ300人が参加しました。

男子生徒「穴が開いてる」

生徒たちは、10人ほどのグループに分かれて教室や体育館などに危険箇所がないか確認して回りました。この点検は、おととし4月27日、白石第一小学校で防球ネットの支柱が折れて、児童2人が死傷した事故を受けて行われたもので、白石市は4月27日を「学校安全の日」と定めています。この中学校では、これまで防災安全委員の生徒のみで点検を行っていましたが、27日は初めて全員参加で実施しました。

白石市立東中学校3年 佐藤柚希さん「友達の間でここが危険だったから気を付けようね、と話していくと周りの友達の命も助けられると思うので、話をしていきたいと思います」

点検後、生徒たちは見つけ出したひびや穴などの危険箇所を発表して共有しました。中学校では、点検の結果を生かして安全マップを作成し、市教委に提出するということです。

「よく分かる!安全点検の映像ページ」(宮城県教委)

また、宮城県教育委員会では、老朽化した遊具などによる学校での事故を防ごうと教職員向けに遊具の点検方法を解説する動画を作成し公開しています。

「木製の支柱では、損傷や腐食がないかを点検します」

動画では、建築専攻の高校教師が実際の点検のやり方を見せながら注意すべきポイントを解説していて、木製の支柱に危険が確認された際には張り紙で立ち入りを制限するなどの措置を講じるよう呼びかけています。動画は、県教委のホームページの「よく分かる!安全点検の映像ページ」で公開されています。