岩手県一関市東山町の猊鼻渓で「登龍門祭り」が行われました。子どもたちが将来の夢を大きな声で叫び、誓いを立てる催しです。

 登龍門祭りは、子どもたちに挑戦する心や向上心を養ってもらおうと、げいび観光センターが開催しています。
 新型コロナの影響で今年4年ぶりに行われ、地元のこども園、保育園の園児26人が招待されました。
 子どもたちは舟で川を上り、上流に着いた後は竜がひそむと言われる岩「潜龍潭(せんりゅうたん)」に向かって大声でそれぞれの将来の夢を叫びます。

「大人になったら動物のお医者さんになりたいです」
「大人になったらアイスクリーム屋さんになりたいです」
「会社を作ってお金持ちになりたいです」

 また子どもたちは思いをしたためた絵馬も奉納しました。この絵馬は保管され、中学校卒業の時に再び子どもたちを招待して小さかった頃の自分の夢を再確認してもらうということです。
 登龍門祭りは5月5日までの土日祝日に開催され、小学生に先着で絵馬がプレゼントされます。