新型コロナの感染症法上の位置づけについて、厚生労働省は来月8日から「5類」に変更することを正式に決めました。

新型コロナの分類について、政府は来月8日に現在の「2類相当」から季節性のインフルエンザと同じ「5類」に変更する方針を示しています。

厚労省の専門部会はきょう、全国的に感染者は増加傾向であるものの、病床の使用率が低い状況が続いていることなどから、政府の方針通り来月8日からコロナを「5類」に変更することを了承しました。

また、5類への変更後はこれまでコロナ患者を診療していなかった病院も含む、全国およそ9割の病院でコロナ患者が入院できるようになる見通しだとしています。

一方で、オミクロン株とは病原性が大きく異なる変異ウイルスが出た場合などは、ただちに対応を見直すとしています。