ふっくらと丸みを帯びた顔に、鼻筋は平らで、目はアーモンドのような形。

ダウン症がある エリーさん
「素敵!素晴らしい。(何が気に入った?)髪型も服も好き!」
25日、アメリカのおもちゃ大手「マテル社」が発表したダウン症のバービー人形。

身長が低いなど、ダウン症の身体的特徴を持っています。
バービーが着ているワンピースには、ダウン症の啓発シンボルである蝶と黄色と青があしらわれていました。
ダウン症のモデルとして活躍するエリー・ゴールドスタインさん(21)は・・・

ダウン症のモデル エリーさん
「初めてバービーを見た時は『何これ』って圧倒されました。ドキドキするような、そんな感じ」
これまで、マテル社は車いすや義足、補聴器をつけた人形などを発売。
「多くの子どもたちが、自分に近いバービー人形を見つけられるようにする」として、多様性を訴えてきました。

ダウン症の子を持つ母親
「言葉にできないです」
ダウン症の子を持つ母親たちは、感動をこう語ります。

ダウン症の子を持つ母親
「子どもが、どこの店のおもちゃ売り場に行っても、大好きなダウン症のバービー人形に出会うことができる。信じられないことです」
「人形で遊ぶことは、人との違いを受け入れるきっかけになります。私たちにとって素晴らしい一歩になると思う」
先ほどの、ダウン症モデルのエリーさんは、自身のインスタグラムにこんなメッセージを投稿しました。

「子どもたちがこの人形で遊びながら、誰もが違うということを学べるのは、私にとって大きな意味があります。多様性は重要であり、人々は私のような人がもっと世の中にいることを知る必要があります」














