JR九州は、九州北部豪雨で被災した日田彦山線に導入する「BRT」=バス高速輸送システムを、8月28日に開業させると発表しました。
◆6年前の豪雨によって今も不通

JR九州は会見で、福岡県の添田駅と大分県の日田駅を結ぶ約40キロで運行する「BRTひこぼしライン」を、8月28日に開業させると発表しました。6年前の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線は、添田駅と夜明駅の間が今も不通になっていて、バスを活用する「BRT」方式で復旧が進められています。
◆専用道路と一般道を併用

一部の区間で、線路の跡地に整備した専用道路を走るほかは一般道を利用し、停車駅は被災前の12駅から36駅に増えます。JR九州は今後、通勤・通学の状況などを踏まえてダイヤを設定し、試乗会なども検討しているということです。














