25日朝の福島県内は各地で冷え込みが強まり、農作物に遅霜の影響が出ました。
25日午前9時ごろ、喜多方市内の農家で撮影された大きく曲がったアスパラガス。霜の影響でアスパラガスが曲がる「軟化現象」が見られ、すべて廃棄処分になったということです。

25日朝の最低気温は、喜多方市でマイナス1.7度、南会津町の田島でマイナス5.2度など、県内30の観測地点のうち、17地点で氷点下となりました。
関係者によりますと、喜多方市ではひどいところで9割、そのほかでも3割から5割のアスパラガスが被害を受けたとということです。
浦部智弘アナウンサー「こちらの畑では、ファンを回して冷たい空気を流す霜対策を行っています」
一方、最低気温マイナス3.2度を記録した桑折町の「モモ畑」では、温かい空気を送り込む防霜ファンを使ったり、矢祭町のぶどう農家では、夜の間に果樹園で資材を燃やして温度の低下を防いだりして対応にあたり、こちらは大きな被害は、いまのところ確認されていないということです。














