奈良県の僧侶が25日、岩手県陸前高田市の寺を訪れ、鎮魂と復興を祈りました。東日本大震災で犠牲になった人たちの十三回忌に合わせて初めて行う、地元の僧侶との合同法要です。
陸前高田市米崎町の普門寺を訪れたのは、奈良県の法隆寺と西大寺、そして唐招提寺の合わせて6人の僧侶です。
陸前高田市内の9つの寺から集まった10人の僧侶とともに、東日本大震災の犠牲者への鎮魂と復興を祈る法要を営みました。
法要は唐招提寺の僧侶が震災が発生した2011年にボランティアで陸前高田市を訪れたことが縁で実現したもので、地域の住民などおよそ50人も手を合わせて犠牲者たちを悼みました。
僧侶たちは26日、陸前高田市の市民と交流し、被災者の心の平安を願います。