金色の空間にふんわりと浮いた風神と雷神・・・言わずと知れた日本を代表する国宝屏風「風神雷神図屏風」です。
福島市で26日から始まる企画展「国宝が福島にやってくる!?」には、国宝屏風の複製品が展示されています。大手精密機器メーカー・キヤノンの撮影技術や印刷技術を駆使し、本物そっくりの作品に仕上げられた「『ほぼ』国宝!?」です。
会場には、5つの作品が展示されていて、そのうちの3つではプロジェクションマッピングも楽しめます。
さらに、こんな楽しみ方も。織田信長が上杉謙信に贈ったといわれる「洛中洛外図屏風」、オリジナル作品はガラスケース越しでしか観賞できませんが・・・
松井綾乃アナウンサー「こちらは清水寺です。高精細複製品なので近くで見ることができるんですね。人の様子がはっきりとわかります。さらに写真を撮ることだってできるんです」
また、撮影した写真は会場でプリントアウトして持ち帰ることもできます。複製品を印刷するプリンターには、福島市の福島キヤノンで製造している部品も使われています。
キヤノンサステナビリティ推進本部・中山桜子課長「高精細に出力ができるというのはプリントの技術によるものなので、地元福島の技術がすごく活かされた作品になっている」
この企画展は、福島市の「花の写真館(福島市写真美術館)」で、4月26日(水)から5月28日(日)まで開かれています。














