中国の検察当局はきょう、台湾独立を主張した男性を国家分裂の疑いで逮捕することを決めたと発表しました。
中国の最高人民検察院の発表によりますと、国家分裂の疑いが持たれているのは台湾出身の楊智淵氏です。中国東部の浙江省・温州市の検察当局が逮捕を許可したということです。
中国メディアによりますと、楊氏は台湾独立を掲げていたとされ、2020年に台湾北部・新北市で議員にあたる立法委員の選挙に立候補し、落選していたということです。
去年8月に、当時、アメリカの下院議長だったペロシ氏が台湾を訪問し、緊張が高まる中、温州市で地元当局に拘束されていました。
当局は取り調べを終えていて、今後、起訴の手続きが進められるということです。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









