帝国データバンク富山支店によりますと、富山県射水市の木材製材、丸進製材が、18日事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債総額は1億4000万円にのぼるとみられます。
丸進製材は1948年(昭和23年)に創業し、原木の製材や人工乾燥、木型用材の製品開発に携わっていました。
富山県内外の建材メーカーに販路があり、2016年12月期の売上高は2億7500万円を計上していました。
ここ数年は、ウッドショックによる仕入れコストの上昇やロシアのウクライナ侵攻による調達が困難になり、2022年12月期の売上高は約5300万円まで縮小していました。
そうした中、業績改善の見通しが立たず、資金繰りも限界に達したということです。負債総額は1億4000万円を見込んでいます。