今月22日、富山県高岡市で水泳教室の最中に5歳男児が死亡した事故で、水泳教室を開いていたスイミングスクールの代表、形田 博之氏がお詫びのコメントを発表しました。全文を掲載します。
この度、新聞やメディア等で報道されております通り、4月22日(土)16:00~17:00のクラスでのお遊びの時間帯において、大切なお子様に対しプールでの死亡事故を起こしてしまいました。絶対にあってはならない事故を起こしてしまい、そのお子様の将来を奪ってしまった事実、大切に育てられたお父様お母様のお気持ちは察するにし難いことです。ご家族の皆様に対し本当に取り返しのつかないことを起こしてしまったことは悔いても、悔いても、悔やみきれません。原因は、指導責任者である私の教育不足、そして監視にあたっていたスタッフの「溺れないだろう」という気の緩みに他なりません。
今後のお遊びの時間帯の対策について話し合い、水慣れクラスや足の届かない生徒は決められたプールフロア内でお遊びを行うこと、ジャグジーに行く際は全員で行くこと、監視体制をより強化することを徹底いたします。クラブが継続する限り、スタッフ全員の緊張感を保つ上でも、今回の新聞記事を常に目に触れる机上に置くことを全員で話し合いました。今回の死亡事故の一番の問題は監視員の危機感の緩みであります。「溺れないだろう」という考えがあったことが、このような取り返しのつかない事故が起こったこと他なりません。
今回の事故で皆様の信用を大きく落としてしまい大変申し訳ございません。通わせることをためらう方もきっとおられることと思います。私どもとしましては今後の指導で信用を回復するしか無いと覚悟を決めている次第でございます。
この度は、皆様にご心配ならびにご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
オーパススイミングクラブ
代表 形田 博之