23日、投開票が行われた衆参の補欠選挙と統一地方選の後半戦。自民党は「4勝1敗」と勝ち越しましたが、一部の選挙区では大接戦となりました。一方、函館市長選で圧勝したのは大泉潤さん。弟で俳優の大泉洋さんからもお祝いのメッセージが届いたそうです。

341票差の“薄氷の勝利”も 補選 自民が4勝1敗

安倍元総理の死去と、弟の岸信夫前防衛大臣の辞職に伴う山口のダブル補選は、ともに“後継”が自民党の議席を守りました。一方、和歌山1区は日本維新の会の新人の林佑美さんが自民党候補などを破りました。和歌山の小選挙区で、維新が議席を獲得するのは初めてです。自民党が「4勝1敗」で勝ち越した今回の補欠選挙、一部の選挙区では大接戦となりました。

英利アルフィヤ議員(34)
「本当に本当にありがとうございます。ありがとうございました」

千葉5区の英利アルフィヤさんの当確が報じられたのは、4月24日午前0時を回った後のこと。さらに、参院・大分選挙区では、白坂亜紀議員と野党候補との票差は、わずか「300票余り」で“薄氷の勝利”となりました。

自民党・茂木敏充幹事長
「政権に対して前向きな評価を、国民の皆さんからいただいたと思っております」

立憲民主党・岡田克也幹事長
「(岸田政権は)勝ったとはいえ、接戦だったよねということは言っておきたい」

一方、圧勝だったのが、北海道・函館市長選で当選した俳優・大泉洋さんの兄、大泉潤さんです。現職の約4倍の票を獲得しました。当選後、弟からもメッセージが・・・

大泉潤氏
「(弟・洋さんから)『よくやったね。おめでとう』という感じです。大変喜んでくれています」