先月、宮崎市内の保育施設でうつぶせ状態で寝ていた0歳児が死亡したことを受け、施設側から市に報告書が提出されました。

市は、現時点で報告書の内容について明らかにしていませんが、今後、施設への立ち入り調査などを行うことにしています。

宮崎市によりますと、先月19日、市内の保育施設で職員らがうつぶせの状態で昼寝をしていた0歳児の異変に気付き、乳児は救急搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

国のガイドラインでは、医師からすすめられている場合を除いて乳児をうつぶせで寝かせないよう求めていますが、この施設では過去にもうつぶせ寝の事例があったことや職員の数が不足している状況が判明し、市が改善勧告を行っていました。

また、施設側には、24日までに報告書を提出するよう求めていたところ、24日午後2時半に施設側から報告書が提出されたということです。

市は、現時点で報告書の内容について明らかにしておらず、今後、中身を精査したうえで、施設への聞き取りや立ち入り調査などを行い、改善状況を確認するということです。

乳児の死因はまだ判明しておらず、引き続き、警察が調べています。