岩手県釜石市で24日、認定こども園の園児がふるさとの川で生まれたサケの稚魚を放流しました。

 釜石市を流れる甲子川でサケの稚魚を放流したのは、かまいしこども園の年長組の園児18人です。
 園は今年度日本財団が主催する海洋パイオニア事業の助成を受け、園児たちがサケについて学んでいます。
 用意された稚魚は去年12月から今年1月にかけて甲子川で捕れたサケの卵からふ化した5000匹で、体長7センチ、重さはおよそ3グラムです。

(園児)
「元気に帰ってきてね」
「サケが大きくなたらサケと一緒に遊びたい」

 かまいしこども園は今後、ふるさとの海とサケについての学習を進めていくことにしています。