■MLB ダイヤモンドバックス 5ー7 パドレス(日本時間24日、チェイス・フィールド)
パドレス・ダルビッシュ有(36)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に登板。5回2/3で102球、被安打2、奪三振5、四死球5、失点1、アクシデントで降板となったが今季初勝利を挙げた。
前回(日本時間17日)のブルワーズ戦で7回1失点の好投も敗戦投手となったパドレス・ダルビッシュは今季4度目の先発。1回に3点をとってもらったダルビッシュは丁寧なピッチングでダイヤモンドバックス打線を抑えていき、3回までヒットを許さない好投。
4回、先頭の2番・K.マーティ(29)に右中間へ3ベースを打たれると4番・E.ロンゴリア(37)にライトへ犠牲フライを打たれ失点、さらに1塁走者も2塁への進塁を許してしまった。5番・P.スミス(27)に149キロのカットボールを捉えられたがサードのM.マチャド(30)がダイビングキャッチのスーパープレー、ダルビッシュも手をたたいて喜んだ。
5-1とリードし、勝ち投手の権利のかかる5回、ダルビッシュは8番・N.アーメッド(33)を135キロのスライダー、9番・J.ヘレーラ(26)を127キロのナックルカーブで三振を奪った。
ダルビッシュは6回、1死二、三塁のピンチを迎えたが4番・ロンゴリアを137キロのスライダーで空振り三振、続く5番・スミスの1球目を投じたダルビッシュは右足をかばうそぶりを見せた。そして、2球目を投げ終えると完全に右足がつってしまった。マウンドで屈伸運動をしたが回復せず、ダルビッシュはここで降板、5回2/3、102球、被安打2、奪三振5、四死球5、失点1と勝ち投手の権利を得て中継ぎ陣にマウンドを託した。
ダルビッシュの後を受けB.ハニーウェルJr(28)、T.ヒル(33)が繋ぎ、守護神のJ.ヘイダー(29)がリーグトップタイの8セーブ目をマークし、ダルビッシュが今季初勝利を手にした。














