ロシアの大統領報道官の息子が民間軍事会社「ワグネル」の一員としてウクライナでの戦闘に参加していたと、ロシアメディアが報じました。

ロシアの大衆紙は22日、ペスコフ大統領報道官の息子・ニコライ氏がワグネルの戦闘員としてウクライナでの戦闘に参加していたと報じました。息子であることを隠すため偽名を使用し、具体的な時期などは明らかにしていませんが、およそ半年間従軍して勲章をもらったとしています。

ワグネルの創設者は、ペスコフ氏の息子が砲兵の一員として参加していたと述べています。

ニコライ氏をめぐっては、去年9月に予備役の部分的動員が発表された際、ロシアの独立系メディアが徴兵事務所の担当者を装って電話で取材し、本人は父親の姓を強調して「出頭しない」と拒否したと報じられています。