与野党の一騎打ちとなった参議院大分選挙区の補欠選挙は、自民党の新人・白坂亜紀さんが大接戦の末、初当選しました。
参院大分選挙区の補欠選挙は岸田政権の中間評価と位置づけられた衆参合わせて全国5つの補選の1つで、激しい戦いが繰り広げられました。開票の結果、自民党新人の白坂亜紀さん(56)が19万6122票を獲得し、立憲民党の前職、吉田忠智さん(67)にわずか341票の差の大接戦を制して初当選しました。
白坂さんは詰めかけた支持者を前に「感激で胸がいっぱいです」などと当選の喜びを話し「全身全霊で日本のため大分のために頑張ってまいります」と国政への抱負を語りました。
今回の投票率は42.48%で、前回より10.5ポイント減少し、過去最低となっています。
与野党一騎打ちとなった今回の参院補選は全国でも注目の選挙となり岸田総理が2度にわたり大分入りするなど両陣営ともに大物議員が続々と応援に駆けつける大激戦となりました。