平民宰相として慕われた原敬の生家の公開が22日、盛岡市内で始まりました。

 盛岡市本宮の原敬記念館で公開されている生家はおよそ170年前に建てられた木造かやぶきの2階建てです。原敬はここで15歳まで過ごしました。原の父が盛岡藩主から譲り受けたとされる庭園にあった「戴き桜(いただきざくら)」は去年3月の暴風雪の影響で倒れたため伐採されました。その後切り株から生えてきた芽を育てて再生を目指しています。生家の公開は月曜日を除いて来月7日までです。