豪華客船ダイヤモンド・プリンセスが22日朝、4年ぶりに岩手県宮古市に入港しました。地元は歓迎ムードに包まれています。

 全長290メートル、総トン数約11万6000トンのダイヤモンド・プリンセスが22日午前7時半、宮古港の藤原ふ頭に接岸すると、市民が大漁旗や横断幕を掲げて出迎えました。地元の「神風宮古流星海(しんぷうみやこりゅうせいかい)」も演舞で花を添えます。
 海外から訪れた乗客が多く、山本正徳市長は4年ぶり2度目の寄港に歓迎の言葉を述べました。地元の特産品を販売するテントが並び高校生ボランティアが着付け体験などでおもてなしを行っています。
 22日午後6時に出港する予定のダイヤモンド・プリンセスを皮切りに、宮古市では10月までに7隻の大型客船が寄港することになっています。