多くの人が観光地を訪れる大型連休を前に、日本三大鍾乳洞に数えられる岩手県岩泉町の龍泉洞で21日、けが人が出た場合に備えた救助訓練が行われました。

 この訓練は龍泉洞事務所が中心となり毎年行っているもので、今回は、町や警察、消防の職員など20人が参加しました。
 道が狭く足元が暗い洞窟の中で迅速な救助を行うには、関係機関の連携が重要となります。
 訓練は20代の男性が龍泉洞の最も奥にある「三原峠」で足を滑らせてけがをしたという想定で行われ、担架を使って運び出す手順を確認しました。
 参加者は大型連休中の観光客で混雑する中でも対応できるようイメージしながら、事故に備えていました。