「君は放課後インソムニア」聖地巡礼をしてみた

この機会に、七尾の良さを多くの人に知ってほしいと話します。

中山薬局・七尾市

中山薬局 橋本秀和さん・淑子さん
「すごくいいところなのに、なんでそれをもっと自信をもって発信しないのか。」「七尾市にこれを機にいろいろな人が来て『ああいいところやな』と感じてもらえれば」

七尾市・茶谷義隆市長
「市長の茶谷です。実は名刺の裏が…インソムニアになっているんです」

七尾市の茶谷市長にご挨拶
名刺の裏は…君は放課後インソムニア

そして今、一番作品への思い入れが強いのが、行政のトップ茶谷義隆市長かも知れません。

茶谷市長
「家に帰って寝る前によく読んでいます。でも大体読んでいると途中で寝落ちしてしまうこともあります。私はインソムニアではないので…笑」

茶谷市長のTwitterは、今月に入り、24ツイート中19ツイートが作品に関連したもので、七尾市のPRを忘れません。

茶谷市長
「普段見慣れた景色がこの作品に入っています。能登の田園風景というかこの自然豊かな地域を多くの人に知ってもらってこちらに足を運んでほしいです」

「聖地巡礼」の成功例といえば、金沢市の湯涌温泉があります。湯涌温泉は2011年に放送された「花咲くいろは」の舞台で、アニメがきっかけで始まった「湯涌ぼんぼり祭り」が開かれています。

湯涌ぼんぼり祭り・去年10月

1回目は5000人ほどだった参加者がその後、多い年にはおよそ1万5000人にまで増えたそうです。

湯涌温泉観光協会の山下新一郎事業部長によりますと、アニメを町おこしに繋げるためのポイントは「アニメと地域のバランス」だということです。

あくまでも湯涌温泉は花咲くいろはの「モデル」。ぼんぼり祭りに訪れた新たな観光客に対しても、地元でとれたジビエなどの地元食材を販売するなど、元々ある湯涌の魅力を発信することを意識し、継続的な誘客に努めたということです。

これからの展開がますます気になります…とここで、主演の2人から番組へコメントが届いています。