大花壇が七夕飾りを演出しています。国内最大級の花と緑の祭典、全国都市緑化仙台フェアが来週から始まるのを前に、青葉区のメイン会場で20日、内覧会が開かれました。

内覧会は、青葉山公園追廻地区のメイン会場で開かれ、周辺の住民らおよそ100人が美しく花などで飾られた展示を見て回りました。

小野寺穂実記者:
「こちらはメイン会場のシンボル・はなばた飾りです。会期中、前半から後半にかけて花壇の色合いが変わっていくということで、毎週来ても楽しめそうな素敵な花壇です」

会場のシンボル、大花壇「はなばた飾り」には、仙台七夕まつりの吹き流しと伊達家の水玉模様陣羽織をモチーフにおよそ200品種、12万株の花苗が植えられています。花壇の一部は、500人以上の市民ボランティアによって整備されました。

訪れた人:
「チューリップなんかもいろんな種類ありますでしょう。とっても素敵です」
「毎日、仙台城跡に行くんで、上から見てたんです。確かに、七夕の吹き流しのように見えています」

また、会場には宮城県内の造園業者や高校生が出展した庭園、それぞれの自治体が街の魅力を詰め込んだ「自治体花壇」などがあり、様々に趣向を凝らした展示が楽めます。

訪れた人:
「造園業者がいろいろ工夫を凝らしてつくられているところで、皆さんの特徴が現れていて良かった」

総合案内所の「仙臺緑彩館」には、仙台城の歴史などが紹介されているほか、常設の飲食ブースや、週末限定のキッチンカーでは、仙台・宮城ならではのグルメも味わうことができます。

全国都市緑化仙台フェアは4月26日から6月18日まで開催されます。