「国会に爆弾とサリン発生装置を設置した」というメールが届いていたことがJNNの取材で分かりました。

関係者によりますと、きのう午後10時半前、衆議院と参議院の問い合わせ窓口にメールが届き、「衆議院と参議院の議員会館に、高性能な爆弾とサリン発生装置を大量設置した」などと記されていました。

メールを書いた人物は宗教団体の関係者を名乗り、あす=4月21日午後13時34分に「大量殺人を決行する」、「もうテロルでしか国を変える事は出来ない」などと書かれていたということです。

きょう午前11時半ごろ、広報担当者がメールを確認し、警備担当者が当該の場所を調べましたが、これまでのところ不審物などの異常は見つかっておらず、避難などの措置は取っていないということです。

きょう、国会では岸田総理が出席する参議院の内閣委員会や、閣僚が出席する衆議院本会議などがありますが、予定通り行われました。