ウクライナに侵攻したロシアに中国がドローンを輸出したとする海外メディアの報道に対し、中国政府は19日、「虚偽の情報だ」と反論しました。

中国のドローンをめぐっては、アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」が先月、ウクライナ侵攻以降、中国からロシアに大量に輸出されたと報じています。

これに対し、中国商務省の報道官は19日、ロシアへのドローン輸出は「虚偽の情報」としたうえで、ウクライナ侵攻以降「中国の幾つかの民生用ドローン企業は、衝突地域での業務を停止した」とする声明を発表しました。

声明では「中国は引き続き、あらゆる種類のドローンが戦場で使用されるのを防止する」と主張しています。