投資や借金に伴う金融トラブルに大学生が巻き込まれることを未然に防ごうと、19日、岩手県内の銀行の頭取が、大学で特別授業を行いました。
この特別授業は、金融トラブルに巻き込まれる大学生が増えていることを受け、盛岡大学で行われました。講師を務めたのは、北日本銀行の石塚恭路頭取です。
授業には2年生から4年生の学生合わせて50人が授業に参加し、金融の仕組みを学んだりトラブルにあわないためのアドバイスを受けたりしていました。
石塚頭取は、「トラブルを防ぐために知識を身につけ、適切な判断ができるようになってほしい」と学生に呼びかけました。
北日本銀行は今後、県内の他の大学に加え、高校でも特別授業を開催する予定です。