苦境に立たされる百貨店業界 全国の店舗数は約20年前と比べ4割も減少
止まらない、百貨店の閉店。
日本百貨店協会によりますと、全国の店舗数は、最も多かった1999年の311店から、2023年2月には182店と、約4割も減少しています。
東海地方では、ここ5年間だけでも、2018年に名古屋の「丸栄」が、2020年には、愛知県岡崎市の「西武岡崎店」と、豊橋市の「ほの国百貨店」が、そして2021年には、豊田市の「松坂屋豊田店」が惜しまれながら閉店しました。
名鉄百貨店一宮店の閉店については、近く正式に発表があるとみられ、閉店すれば百貨店協会に加盟する東海三県の百貨店は、名古屋市内の6店と、岐阜市、三重県四日市市、津市のそれぞれ1店となります。

また、一宮店の閉店後は、親会社の名鉄が駅に直結する立地を活かし、新たな商業施設などを検討しているとみられています。
