■MLB ヤンキース 2ー5 エンゼルス(日本時間19日、ヤンキー・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地でのヤンキース戦に2試合連続で「2番・DH」で先発出場。3打数1安打1本塁打2打点1盗塁だった。

前日は雨に泣かされたエンゼルス・大谷、17連戦の5試合目、ボストンからニューヨークに移動しての試合。大谷は今季初めて屋外でのフリー打撃練習に登場、20スイング中、12本の柵越えで笑顔を見せていた。この日は旧ヤンキースタジアム開場100周年の記念日となった。

大谷は1回の第1打席、無死二塁でヤンキース先発、C.シュミット(27)と対戦。カウント2-0から142キロのスライダーを軽く振り抜きライトスタンドへ、7試合ぶりの今季4号の先制2ランを放った。

3回、第2打席は2死走者なしの場面、カウント1-0から134キロのカーブを豪快に空振り。3-1となると外角のボールを見送り1塁に歩きかけたがストライクのコール。ここで大谷は少し間を開けて打席に入ったが、内角低めのカットボールに空振り三振に倒れた。

大谷は5回、第3打席、ヤンキース3人目、R.マウリシオ(27)にカウント1-2と追い込まれると152キロのストレートを引きつけてスイング。スイングの時にバットがキャッチャーミットに当たり打撃妨害、4月16日レッドソックス戦に次いで今季2度目、1塁ベース上では笑顔を見せていた。これで出塁すると4番・レンドーン(31)の打席でスタート、今季初盗塁を成功させた。

この日は大谷の打席で何かが起こる。1死一塁で迎えた7回、第4打席、ヤンキース3人目J.コーデロ(31)にカウント0-2と追い込まれると4球目、コーデロがボーク。走者が2塁に進んだ。大谷は142キロのスライダーを拾い上げたがライトフライに倒れた。大谷は3打数1安打1本塁打2打点1盗塁、7試合ぶりのホームランを放ち、チームも連勝で貯金を1とした。