日系企業の幹部の男性が北京で拘束された問題について、中国に進出している日系企業が参加する「中国日本商会」の新たな会長は「1日も早く明るい方向性が示されることを期待している」と述べました。

中国に進出している日系企業およそ550社が参加する「中国日本商会」は18日、新たな会長にパナソニックホールディングスの本間哲朗副社長を選出しました。

北京では先月、大手製薬会社の幹部で、中国日本商会でも要職を長年務めていた50代の日本人男性が中国当局に拘束されています。

これについて本間氏は「法に基づき、公正に処置されることを強く期待している」としたうえで、「1日も早く明るい方向性が示されることを期待している」と述べました。