
県トラック協会 塩津和久副会長:
かなり労働時間が短くなるので、今まで走れた距離が走れません。運べなくなる荷物がたくさん出てくることで、国民生活にもすごく影響が出てくる。
時間外労働が規制されることで、ドライバーが1日に運べる荷物の量は減少します。
民間の研究機関=野村総合研究所の試算では、2030年には現在のおよそ3割の荷物が運べなくなる恐れがあるとされます。
ドライバーも不安を抱えています。
トラックドライバーたちは:
「今までより労働時間が減る分仕事がこなせなくなるので、その分こちらは給料が少なくなるのではと思っている」
「時間が少なくなると運送会社は賃金が下がるイメージがあるので、生活面で苦しいことが出てくるのではないかと思う」
物流を担う運送業は、2024年問題でドライバーの人材不足と高齢化に更に拍車がかかるのではと危惧しています。