全国平均下回る福島 教育現場は試行錯誤

答えは「69cm」になります。この問題では、足し算、またはかけ算を用いて「規則性」に関する理解力を調査しています。

福島県内では、去年の学力テストで全ての科目で全国平均を下回り、なかでも算数と数学は2ポイントあまり低くなりました。

学力テストの結果を受けて、県教育委員会では授業にグループワークを取り入れるなど、子どもたちがお互いに意見を出し合って問題解決に取り組めるよう「対話」の機会を増やしているということです。しかし、なかなか結果に結びつかず、教育現場も試行錯誤しているのが現状です。

県では去年4月から「研修支援チーム」を立ち上げ、要請のあった学校に訪問し、指導や助言を行っています。こうした取り組みが子どもたち1人1人の学びの充実につながることが期待されます。