花巻東高校女子硬式野球部の新たな指揮官に、一関学院高校野球部前監督の沼田尚志さんが就任しました。春夏合わせて甲子園6度出場の名将が女子野球で日本一を目指します。
(花巻東高校女子硬式野球部 沼田尚志 新監督)
「三鬼総監督と2人協力して日本一を取れるよう頑張っていきたい」
18日花巻東高校で行われた就任会見には沼田新監督と小田島順造校長、そして三鬼賢常総監督が出席しました。
これまで監督を務めていた三鬼さんが総監督に就任し、新たに沼田監督を迎えて指導体制の充実とチームの強化を図ります。
(沼田尚志 新監督)
「(チームの)第一印象はすごく選手一人ひとりが勝ちたい、強くなりたい、いいチームになりたいとか向上心がすごく高いチーム。創部4年で2度の準優勝をしているチームなので目標は優勝しかありません」
沼田監督は国士館大学を卒業したあと一関商工時代を含め一関学院の監督として2019年まで33年間指導にあたり、春夏合わせて6度チームを甲子園に導きました。国士館大学の後輩にあたる花巻東の佐々木洋監督とは長年ライバルとして旧知の中でもあります。去年、花巻東が沼田監督のこれまでの指導実績を評価して女子硬式野球部の監督就任の打診していました。
花巻東高校の女子硬式野球部は2020年に創部し現在の部員数は67人です。去年の全国ユース大会と4月に行われた全国選抜でいずもれ準優勝を果たしました。
沼田監督はすでにチームの指導を行っていて4月22日と23日に行われる女子硬式野球新潟大会で初めて試合の指揮を取ります。