山陰合同銀行(本店:島根県松江市)は、太陽光発電などに取り組む100%子会社の「ごうぎんエナジー」を今年7月にも設立し、電力事業に参入すると12日会見して発表しました。

地域金融機関としては全国でも初めての試みということで、脱炭素化で地域間競争力を高めようと自ら参入を決めたとしています。

また、2022年3月期の決算は子会社を含む連結で経常収益が951億1100万円、当期純利益が過去最高の144億8500万円で、2017年度以来4期ぶりの増収増益でした。

法人向け、個人向けとも貸出金残高が増え、コンサルティング業務など銀行の本業部分が堅調で収益力が上がったことや、有価証券の売却により海外金利上昇によるリスクを減らしたことなどを要因として上げています。