統一地方選挙の後半戦で高知県内3つの町村長選挙と、補欠選挙を含む10の町村議会議員選挙が告示されました。

東洋町長選挙に立候補しているのは、無所属の新人長崎正仁(ながさき・まさひと)候補(52)1人です。長崎候補は1995年に東洋町役場の職員に採用され、議会事務局長を経て副町長を務めました。現職の退任に伴い、出馬を決意しました。長崎候補はにぎわいのある東洋町の実現に向け、高齢者が安心して暮らせると共に、若い世代が安心して子育てできるまちづくりを目指すと訴えています。

土佐町長選挙に立候補したのは、無所属の現職和田守也(わだ・もりや)候補(67)1人です。和田候補はこれまで土佐町長を2期務め、3期目はこれまで同様、「誰ひとり取り残さない持続可能なまちづくり」を目指して、ウィズコロナでの経済対策や若い人たちの定住対策などを訴えています。

また北川村長選挙に立候補したのは無所属の現職上村誠(かみむら・まこと)候補(61)です。上村候補はこれまで北川村長を2期務めていて、3期目ではユズを中心とした農業振興や、人口減少に歯止めをかけるための教育環境の整備などこれまでの政策の継続を訴えています。

いずれも他に立候補の動きはなく、無投票で初当選・または再選される公算が大きくなっています。

また18日は9つの町村議会議員選挙と東洋町議会議員の補欠選挙も告示されました。このうち黒潮町議選は定数14に対し、これまでに13人が立候補していますが、ほかに立候補の動きはなく、定員割れとなる可能性があります。

3つの町村長選と補欠選挙を含む10町村議選の立候補の受付は午後5時までです。選挙戦に突入した場合、4月23日(日)に投開票が行われます。