岩手県は新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行することを受け、円滑な医療提供体制の確保に向けた計画をとりまとめました。

 この計画は17日夜に盛岡市で開かれた県の医療体制について検討する会合で了承されたものです。
 5月8日に新型コロナが5類へ移行することを受け、入院については全ての入院医療機関での受け入れが原則になり、行政の担っていた調整が他の病気と同様医療機関の間で行われることになります。
 このため県は病床の確保や入院調整について、9月末までに段階的に移行できるよう関係機関による支援を計画に盛り込みました。
 受け入れ病床数は5月8日の時点で490床規模を見込み、その後も調整を図る考えです。