盛岡市にある私立学校の同窓会メンバーが16日、サクラの名所「石割桜」の前で校歌を歌いました。
(校歌を歌う岩手中・高のOB)
「旭日ににおう桜花 其芽大地の深きより 出て貫く花崗岩…」
校歌を斉唱したのは岩手中学校・岩手高校の石桜同窓会です。16日朝は60人あまりが、石割桜に隣接する岩手県議会棟の前に集合し歌声を響かせました。同窓会設立90周年記念事業の一環として行われたもので、鹿内雄太応援団長をはじめ在校生9人も参加しました。
校歌は土井晩翠作詞、山田耕筰作曲です。校風である「不屈の精神」の象徴として、岩を割って花を咲かせる石割桜が歌われています。同窓会の村井紀之 会長は「母校の繁栄を願ってエールを送りたい」と話していました。参加者たちは学校の精神的シンボルの前で思いを新たにしていました。