ウクライナ情勢です。東部・ドネツク州で14日、ロシア側のミサイルが集合住宅などに着弾し、11人が死亡したことについて、ゼレンスキー大統領は「犯罪者は許されるべきではない」と厳しく非難しました。

攻撃があったのはドネツク州北部の都市、スロビャンシクで、州知事によりますと、これまでに2歳の子どもを含む11人が死亡、22人がけがをしました。

救助活動は続いているとしていて、死傷者はさらに増えるおそれがあります。

ゼレンスキー大統領はこの攻撃を連日非難。15日のビデオ声明では、30を超える集合住宅が被害を受けたと明らかにしたうえで「犯罪者は誰一人として許されるべきではない」と強調しました。

ウクライナ・メディアによりますと、15日も南部ヘルソン州でロシア側の砲撃があり、2人が死亡しています。