冬の間通行止めとなっていた岩手県の八幡平アスピーテラインが15日に開通しました。

15日は麓の松尾八幡平ビジターセンターで開通式が行われ、八幡平市の佐々木孝弘市長や観光関係者など80人が集まり、テープカットで開通を祝いました。そして午前10時前に約5か月間閉ざされていた緑が丘ゲートが開くと、観光客の車が次々と門をくぐり山頂を目指しました。

 八幡平アスピーテラインは岩手と秋田を通る全長17.6キロのドライブルートで、この時期は除雪でできる雪の壁「雪の回廊」が名物です。今年は暖かな日が続き雪どけが進んだため、最大の高さは5.2メートルと、例年より3メートルほど低くなりました。当面の間は路面凍結の恐れがあるため、午後5時から翌朝8時半までは通行止めとなります。