東京都に本社のあるIT企業が来月1日、青森市に事業所を開設することになり14日県や市と基本協定を締結しました。

青森市に事業所を開設するのは東京都に本社のある「GENZ(ジェンツ)」で、14日は板垣生(いたがき・いくる)社長が県や市と協定書に調印しました。「GENZ」はソフトウェアの検証や品質管理、セキュリティの診断を行う会社で、これまでに都内など3か所に事業所を開設しています。

協定では「GENZ(ジェンツ)」が来月1日、青森市長島のビルに事業所を開設し、地元出身者を優先的に雇用することなどが盛り込まれていて県や市は、IT業界目指す若年層の支援につながると期待を寄せています。

※GENZ 板垣 生社長
「ITで仕事をしたいと思ったときに市内・県内で就職先の一つとして、われわれの会社を選んでいただけるような形をとりたい。地域社会や地元の皆様に愛される企業を目指して活躍させていただければと思っている。」

「GENZ(ジェンツ)」が東北に事業所を開設するのは初めてで、今後地元から28人を雇用する計画です。