宮崎名物「チーズ饅頭」は統計の対象外

まんじゅうブーム到来の予感も感じさせる中、やはり気になるのは1位になった理由。
宮崎市で「まんじゅう」といえば、チーズ饅頭や、高岡名物の長饅頭なども有名だ。


しかし…

(宮崎県総合政策部統計調査課 黒木咲希さん)
「(まんじゅうは)小麦粉や穀類の粉で練りあんを包んで蒸したものになる。(調査に)宮崎名物のチーズ饅頭や長饅頭は含まれていない」
(記者)
「チーズ饅頭は含まれない?」
(黒木さん)
「はい、含まれていないです」
(記者)
「なんで日本一に?」
(黒木さん)
「ちょっとその要因は分からないです…」

どこに聞いても手がかりがつかめない

そこで、取材班では、まんじゅうに詳しそうな県内外の専門家や団体など手当たり次第に電話。

50件近く連絡を取ってみたが、残念ながら全国1位の手がかりはつかめず・・・


ここで諦めるわけにはいかない「まんじゅう取材班」は、宮崎市内で長く営業を続けている菓子店を訪れた。

(お菓子の日髙 日髙久夫社長) 
「びっくりですよね。『なんじゃこら』という感じですね」


昭和26年創業の「お菓子の日髙」。
黒砂糖まんじゅうと抹茶味のまんじゅうの2種類に加え、紅白のまんじゅうも販売していて、特に卒業や入学のシーズンには、人気だという。


社長に日本一の要因を聞いてみると…

(お菓子の日髙 日髙久夫社長)
「卒園とか入園とかでは、紅白の蒸しまんじゅうも、結構、愛されてる。宮崎でも結構お土産で買っていかれる方もいる。それが購入頻度の高さにつながってるんでしょうね」